宇和島東 010 200 010 04/8
済 美 000 000 004 00/4
(延長11回)
牛鬼打線爆発!粘りの済美をつき放つ延長11回の猛攻。
済美打線の9回の意地の反撃にあと一本出ず。
今日の試合は、『これぞ高校野球』。ちょっと時間がかかるドラマチックな試合でした。
勝因、敗因、はっきりわかりません。
ただひとつ言える事。それは、
『勝ちたいという気持ちが上手くプレーに現れた方が勝った』
運命の11回。
11回表 宇和島東の攻撃
1番岩森からだったが空振りの三振。2番清家がセンター前ヒットを放つ。ここから牛鬼打線に火がついたのかもしれない。済美には去年の記憶がよみがえったのかもしれない。3番本山がショートゴロを打つ。なんでもない6-4-3の併殺打はずだった・・・。
ショートがまさかの暴投をしてしまう。動揺したのか4番山下に四球を与えて1死満塁となる。
そして迎えた打者は5番宮本。この試合ノーヒットだった。意地の一振りで2人が生還し2点勝ち越しに成功。
続く6番赤松はサードライナーに倒れるが、7番山内・8番濱田が連続ヒットを放ち、この回4点をもぎ取る。
11回裏 済美の攻撃
先頭打者が2塁打を放つも4点もらった宇和島東エース赤松は落ち着いたピッチングで試合に決着をつけた。
この試合の運命をわけた場面はわかりづらい。
16安打放った宇和島東打線が打ち勝ったとするのが普通だろうが、単純にそうではないと思う。
宇和島東の先頭打者が塁に出たのは2回(1・9回)。宇和島東が得点した4イニングで済美のエラーが絡んだイニングが3イニング。
一方、済美の先頭打者が塁に出たのは3回(8・9・11回)。済美が得点した9回は宇和島東の守備のエラーが絡んでいる。
こういう見方をするとエラーの差なのだろう。
それでも違う気がする・・・。
済美の練習量・質は県内でも有名。
ワケスポ店長的結論
『勝ちたいという気持ちが上手くプレーに出た宇和島東が勝った』
これしか言いようがない・・・。
最後に目立たないけど一番頑張ったと思う選手をご紹介。
上の写真中央、泣き顔の山内省吾捕手。この試合、走者がいる場面で後逸無し。中川も赤松もかなりショートバウンドの投球が多かった。3時間半を超える試合時間で、集中力を切らさずショートバウンドを止め続けた。
一番勝ちたいと思い、それをプレーに出せたのは山内かもしれない。
和氣 宗一郎
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