高校野球四国地区秋季大会愛媛県大会
1回戦 丸山球場 第1試合
宇和島東-松山北
第1シードの宇和島東は苦しみながらの勝利。
松山北は先制・勝ち越しも終盤に力尽きる。
宇和島東 000 002 130 /6
松 山 北 100 012 000 /4
【宇】 中川-山内 / 【松】 水田-戒能
▽二塁打 宮本 【宇】
▽三塁打 岩森 【宇】/渡部 【松】
▽失 策 中川 【宇】/渡部・洲之内 【松】
▽暴 投 中川 【宇】 ▽捕 逸 山内2 【宇】
【チーム成績】打者-安打-四死球-犠打-三振-併殺
【宇】44-12-5-3-3-2
【松】41- 8 -5-1-9-1
※あくまでも私のスコアブック上の記録です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
宇和島東目線での試合経過となります。ご了承ください。
7回終了 3-4で松山北がリードから
<終盤>
8回表 宇和島東
先頭の5番岩田が死球で出塁(ガッツポーズはいらないと思うが、それほど大切な出塁であった)。6番岩本が送って、1死2塁。7番中川から8番宮本・9番清家・1番坂井まで4連打で、宇和島東はこの回ようやく逆転した。
8回裏 松山北
今まで踏ん張ってきた松山北の集中力がとうとう切れた感が見えたイニングであった。この回は簡単に三者凡退。
9回表 宇和島東
四球・失策で0死1・2塁を作るも得点できず。
9回裏 松山北
宇和島東エース中川は最後の最後は貫録の三者連続三振で締めた。
(8回表 宇和島東 3番山内の遊撃内野安打で2点差に。走者清家)
(8回表 宇和島東 3番山内の遊撃内野安打の間に2塁走者坂井が本塁を突くが憤死)
(9回裏 松山北 宇和島東の中川は三連続三振でゲームセット)
【松山北】
井上監督の野球をしっかりできていたと思う。
水田投手は120km/h中盤のストレートながら、スライダーと右打者インコースへのシュート(?)を効果的に使っていた。一冬越してスタミナと球速がUPすれば、かなりの好投手になる可能性がある。
打者は小柄ながら足が速くシャープなスウィングの石田・立花の1・2番コンビと4番渡部の成長が楽しみである。
【宇和島東】
何と言っても、大黒柱エース中川の出来。こればっかりは本人の体調管理・フォーム管理ではないかと思う。調子の悪い試合もある。そこをどう修正するかも実力であろう。
あえて厳しいことを言うと山内捕手の精神的な部分がこの試合を苦しくする展開になったような気がする。野球の勝敗は7割が投手を占めるというが、その投手を支える捕手の重要性をもう一度思い返して欲しい。
打線については、中盤までは積極性がもう少し欲しかった。練習中に『甘い球をきちんと仕留めろ』といつも言われているのを聞いているだけに・・・。
最後に、今日の宇和島東の苦戦した理由をコーチに聞いてみた。
『第1シード』のプレッシャー
このプレッシャーに勝つ・己に克つことで『センバツ』へと道が繋がるのだろう。
和氣 宗一郎
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