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災害情報(土砂災害警戒情報)について調べてみました。

投稿日:2016年9月22日 更新日:

ワケスポーツ宇和店店長の和氣です。
台風16号が通り過ぎて「秋らしい」気候になった気がします。

災害情報(土砂災害警戒情報)について調べてみました。

災害情報(土砂災害警戒情報)について調べてみました。

平成28年9月20日午前5時48分、台風16号の接近による降雨のため、西予市に「土砂災害警戒情報」が発令されました。

【土砂災害警戒情報】

土砂災害警戒情報は、大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度がさらに高まったときに、市町村長の避難勧告等の判断を支援するよう、また、住民の自主避難の参考となるよう、対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報で、都道府県と気象庁が共同で発表しています。
土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、特に早めの避難が重要です。お住まいの自治体からの避難に関する情報に留意するとともに、土砂災害警戒情報を自主避難の参考にしてください。土砂災害警戒情報が発表されたときは、対象市町村内で土砂災害発生の危険度が高まっている領域を土砂災害警戒判定メッシュ情報でご確認ください。周囲の状況や雨の降り方にも注意し、危険を感じたら躊躇することなく自主避難をお願いします。

気象庁ホームページより
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/doshakeikai.html

「土砂災害警戒情報」が出たと言っても、西予市は、西は海(宇和海)、東は山(高知県境)、「明浜でどしゃ降りの雨が降っていても城川では晴天」ということも珍しくないほど広い市です。
ずっと家の中にこもっていたら外の状況はわからないですし、仕事場が遠方で自宅付近でどれくらい雨が降ったかわからないという人もいたのではないかと思います。

2016-09-20-08-59-40

西予市はホームページで「災害情報」をもっと詳しく出したほうが良い

と日頃から思ってました。

西予市だけがホームページで情報提供をしていないのか確かめるために、平成28年9月20日の宇和島市のホームページを見ると

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平成28年9月20日
午前2時53分、土砂災害警戒情報が発表
午前6時55分、津島町全域、番城校区、三浦校区、宇和海地区に土砂災害に関する避難勧告を発令
午前7時45分、避難勧告発令区域を旧宇和島市に拡大
となっていました。

西予市と宇和島市のホームページの情報だけで判断すると、どうやら私の勘違いだったようで、

土砂災害警戒情報は市町単位、より危険度が高い避難勧告や避難指示は小学校校区単位で発表される。

ようです。

もっと根本的なことを言うと、気象庁の発表や市町の指示はあくまでも目安であり、

根本的には自主避難が大切

ということのようです。

ということで、普段から避難場所の確認や減災の意識が非常に重要だと気づきました。

私が住んでいる、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「卯之町の町並み」は「土石流危険渓流」に指定されています。
詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

【土石流危険渓流】

谷や斜面に貯まった土・砂・石等が、梅雨や台風などの集中豪雨による水と一緒になって、一気に流れ出してくるのが土石流です。破壊力が大きく速度も速いので、大きな被害をもたらします。
このような被害のもたらす恐れのある渓流を、『土石流危険渓流』といいます。

土石流危険渓流調査では、土石流発生の恐れが高いとされている3°以上の渓床勾配を有する渓流のうち、土石流により人家や公共施設に被害を及ぼす恐れがあるものを抽出しています。

愛媛県庁ホームページより
http://www.pref.ehime.jp/h40700/5743/dmap/index.html

防災、減災は「自助、共助、公助」の順番と言われています。
気象庁が発表している「土砂災害警戒判定メッシュ情報」や防災無線等などを参考に、

自分(家族)の命は自分(家族)で守る

ことが大切ですね。

避難場所と避難ルートをマルコメ隊によく言って聞かせておこうと思います。

ただ、その判断基準として西予市にはホームページでできるだけ詳しい情報を掲載してもらえるとありがたいです。


 

【防災に役立つサイト】

○西予市防災マップ
http://www.city.seiyo.ehime.jp/docs/2015031000019/

○気象庁 土砂災害警戒判定メッシュ情報
http://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/

○愛媛県 土砂災害危険箇所マップ
http://www.pref.ehime.jp/h40700/5743/dmap/index.html

【土砂災害から身を守るために知っておきたいポイント】

土砂災害は、建物に壊滅的な被害をもたらし一瞬のうちに尊い人命を奪ってしまう恐ろしい災害です。土砂災害の被害を防ぐためには、一人ひとりが土砂災害から身を守れるように備えておくことが重要です。そのために知っておくべき、3つのポイントを紹介します。

(1) 普段から地域の危険度を把握。
急傾斜地や渓流の付近など、土砂災害によって生命や身体に危害を生じるおそれがあると認められる場所は、都道府県が土砂災害危険箇所や土砂災害警戒区域等に指定しています。土砂災害のハザードマップ等を参照して、お住まいの場所が土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域等に当たるかどうか、あらかじめ確認してください。これらの区域等にお住まいの方は土砂災害から命を守るための避難行動が必要です。

(2) 雨が降り出したら情報に注意。
雨が降り出したら、自治体から発表される情報とともに、土砂災害警戒情報、大雨警報・注意報の発表状況にも注意してください。また、土砂災害警戒判定メッシュ情報を使って、お住まいの場所の土砂災害発生の危険度の高まりを確認してください。

(3) 早めの避難行動が重要。
(2)の土砂災害警戒判定メッシュ情報において、土砂災害警戒情報や大雨警報の基準に到達した領域(メッシュ)では、(1)の土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域等の外の少しでも安全な場所へ避難することが基本です。周囲の状況や雨の降り方にも注意し、自治体からの避難に関する情報がなくても、危険を感じたら躊躇することなく自主避難をお願いします。避難をしようとしたときに、激しい雨や暴風のために屋外を移動することがかえって命に危険を及ぼす状況となっているなど、どうしても避難できない場合は、頑丈な建物の2階以上の、崖や沢筋からなるべく離れた部屋に退避することも有効です。

土砂災害警戒判定メッシュ情報で危険度の高まっている領域内の土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域等では、命に危険が及ぶ状況となっており、避難行動が必要です
また、土砂災害警戒情報等が発表されていなくても、斜面の状況には常に注意を払い、普段とは異なる状況(一般に「土砂災害の前兆現象」と言います)に気がついた場合には、直ちに周りの人と安全な場所に避難するとともに、市町村役場等に連絡してください。

気象庁ホームページより
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/doshakeikai.html#c


 

【おまけ】
西予市防災マップ(宇和地区)を見ていて不思議に思った点を書いておきます。uwa
①宇和川が氾濫した場合に行かない方がよい「指定避難所」がある
②当店がある付近は浸水するおそれがほとんどない

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和氣 宗一郎

代表取締役社長株式会社道後屋ワケスポーツ
愛媛県西予市宇和町生まれ。 硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」(現 宇和ボーイズ)、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と12年間野球三昧。 1年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に1年半で退職し、平成16(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。 最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります!本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。 また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。

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