ワケスポーツ宇和店店長の和氣です。
今日のブログは久しぶりに野球用スパイクの修理の話題を。
早めの修理がスパイクの寿命を長持ちさせます。
少し前の話です。
「野球用スパイクの破れが気になって仕方ないので修理をしてほしい」とのご依頼をいただきました。
破れている部分は小指の付け根で屈曲が大きなところ。
このまま放置していてもプレーに支障はないですが、ドンドン穴が大きくなって最終的には貫通する可能性がありますので、修理をさせていただきました。
修理部材はたくさん持っていると思っているのですが、ヌバック革の修理材はさすがに持っていないので、カンガルー革をあてました。
ボンドで仮止めをして、ミシンがけして作業完成です。
これで、「破れを気にせずにプレーに集中できる」ようになりました。
このように「早めの修理」がスパイクの寿命を長くさせるコツになります。
最近流行の金具埋め込み式スパイクは金具交換ができず「使い捨て」なので、スパイクの状態を気にしない選手が増えているような気がします。
金具ではなく樹脂製スタッドのソフト用スパイクも同じような傾向にあるように感じています。
・穴があいたスパイクを使い続けるとつまづく
・金具(スタッド)がすり減っている状態だとぶんばりきれない
など、ケガの原因やパフォーマンスをしっかりと発揮することができない原因になることもあります。
グラブに比べると、スパイクはお手入れの頻度が低いですが、プレーを支える大切な道具です。
グラブと同じようにしっかりと状態をチェックしておきましょう!
【樹脂製スタッド・ソフト用スパイクの交換時期】
樹脂製スタッド・ソフト用スパイクのスタッドの消耗具合は金具スパイクに比べるとかなりわかりづらいです。
「まだまだ大丈夫」だと思っていても、新品と比べて3分の2以上すり減っているということが多々あります。
どれくらい消耗しているかを知りたい場合は、今使っているスパイクを店頭にお持ちいただき、スタッフにお尋ねください。
ちなみに、ミズノ社の樹脂製スタッドの高さは12mm。
交換の目安は5mm以下のスタッドがある場合といったところです。
野球グラブ&スパイク出張修理サービス【Baseball Dr. Car】 詳しくは専用ホームページををご覧ください!
http://www.baseballdoctorcar.com/
和氣 宗一郎
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