パッと見たところ修理する必要がなさそうなグラブなのですが・・・

投稿日：2017年1月19日更新日：2017年1月17日

ワケスポーツ宇和店店長の和氣です。
昨日は久しぶりに大阪に出張でした。

パッと見たところ修理する必要がなさそうなグラブなのですが・・・

「悪いところは全部直してほしい」とのご依頼をいただいたグラブ。
パッとみたところ、修理しなくても良さそうなのですが・・・

（１）受球面の親指付け根

このグラブも頻繁に紹介している部分が破れていました。

（２）親指指掛け

ボールをつかむ動作には絶対に欠かせない親指の指掛けが切れていました。

（３）ヘリ革

「ヘリ革」は革が合わさった部分を隠して手入れ感を良くするパーツ。
このヘリ革のほとんどの部分がすり切れていました。

この３つを修理するために、このように紐をすべて取り外していきました。

受球面の親指の付け根の破れは当て革をあててミシンがけ、親指の指掛けとヘリ革は新しいものに付け替えました。

この後、紐を取り付けて修理完了です。

今回はこの修理の際に紐のカラーをタン（茶色）からブラックに変更しております。

ご注意いただきたいこと

①大がかりな修理は硬式グラブにおすすめ
このように複雑なグラブ修理は修理代が10,000円を超える場合があります。
軟式用グラブやソフト用グラブの場合、10,000円という金額は新品グラブが買えるくらいの金額です。
費用対効果の面から修理をおすすめしないこともあります。

②修理後はグラブが固くなります
受球面破れ修理を行う際には当て革をあててミシンがけしますので、修理前に比べて固くなります。
大切な大会等がある場合は修理後の使用感に慣れるために早めの修理をおすすめします。

ということで、

まずは無料診断をおすすめします。

【無料相談方法】
その１・・・ワケスポーツ宇和店にて
グラブを実際に見せていただくと修理の有無や大まかな金額をお伝えすることができます。
担当者である私は店を不在している場合がありますので、事前にご連絡をいただけるとスムーズに相談ができます。

その２・・・メール、Facebookメッセージ、Twitterダイレクトメッセージにて
グラブの写真を送っていただき写真で判断いたしますが、グラブを手に取ってみないとわからない部分もありますので、ご了承ください。

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この記事を書いた人
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和氣宗一郎

代表取締役社長：株式会社道後屋ワケスポーツ

愛媛県西予市宇和町生まれ。硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」（現宇和ボーイズ）、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と１２年間野球三昧。１年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に１年半で退職し、平成１６(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります！本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。