ファーストミットの大改修の紹介です。
先日、ファーストミットの修理をご依頼いただきました。
(一番上の写真のモノはファーストミットです。)
受球面に大きな穴が2つ開いています。
紐をすべて取り外すとこの状態。
買い替える方が良いかもしれませんが、修理してしっかりとお手入れすればまだまだ使うことができる状態です。
(買い替えるよりも修理して使うほうが経済的です。)
今回は手入れ口の「ヘリ革」もボロボロ。
(ここがボロボロになるのは汗が原因です。)
指掛けもカチカチでした。
受球面の破れ修理はいつも通り。
裏から当て革をあててミシンで縫います。
そのあとは、ヘリ革の交換。
「ヘリ革」の交換は交換する部分が多かったので結構な時間がかかりました。
最後は紐を通して完成です。
このファーストミットに使われている革はかなり良質な革のようでした。
しっかりとグリスを塗ってもらえれば手になじんでくると思います。
・ 受球面に当て革をあててミシンがけする場合
・ 紐を交換する場合
は修理前よりもグラブ(ミット)が硬くなってしまいますので、大切な試合や大会で使いたいグラブ(ミット)は早めに修理をしましょう!
特に、3年生の高校球児のみなさん、「最後の夏」に向けて心と体の準備だけでなく、道具の準備もお忘れなく。
(グラブ(ミット)、スパイクの確認はもちろんですが、開会式で履くトレーニングシューズの準備も忘れないように。)
グラブ(ミット)、スパイクを修理に出すタイミングは6月下旬から7月上旬にかけて行われる1学期期末テスト期間中かな?
さて、平成27年6月21日には『第96回全国高等学校野球選手権・愛媛大会』の組合せが決まります。
(今年の「夏」はU-18世界野球選手権大会が日本で行われるため、いつもよりも若干早くなっております。)
「最後の夏」に向けてラストスパートですね!
がんばれ、愛媛の高校球児!
野球グラブ&スパイク出張修理サービス【Baseball Dr. Car】 詳しくは専用ホームページををご覧ください!
http://www.baseballdoctorcar.com/
和氣 宗一郎
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