スパイクを履くときに最も重要なことは「踵をしっかりと合わす」ことです。
昨日のブログではまともな商品説明ができなかったので、趣向を変えて「正しいスパイクの履き方」について説明してみます。
少し過激な表現もありますが、ご容赦くださいm(_ _)m
樹脂底スパイクが流行り始めたここ数年で、野球少年・高校球児から「軽いスパイク」が欲しいという言葉を聞いたり、展示しているスパイクを手で持って「おぉ~、めっちゃ軽い!」と比べている光景を見たりすることが多くなりました。
確かに軽いスパイクの方が「コンマ何秒」の差でセーフ・アウトになることがありますので、気持ちはよ~くわかります。
でも、まだ使えるスパイクを「重いから買い替える」というもったいない!
スパイクの重さを感じる原因は
① 砂・土が入っている
② 踵がしっかりとおさまっていない
と、スパイク本来の重さが原因ではなく、
履き方を変えれば重さを感じにくくすることができる可能性があります。
ということで、
今履いているスパイクが重いと感じている選手、スパイクの履き方を変えれば重さを感じにくくすることができるかもしれない方法を書いておきます。
※正しいスパイクの履き方をしている選手には効果はあまり期待できません。
① 砂・土が入っている
砂や土はどうしてもスパイクの中に入ってきます。
インソール(中敷き)をまめに取り外して砂や土を出してください。
② 踵がしっかりとおさまっていない
スパイクだけでなくすべてのシューズに共通することですが、踵をしっかりと合わせる(固定する)ことでシューズの重さをできるだけ感じなくすることができます。
正しいスパイクの履き方はこちら
① スパイクを履く前はしっかりと紐を緩めてください。
② つま先をあげて踵をしっかりと合わせる
トントンと地面にぶつけて隙間を減らしてください。
③ つま先をあげたまま、つま先から順番に紐を引っ張っていく
一人で撮ったので片手ですが両手でしっかりと引っ張ってください。
④ 最後の結び目もつま先をあげたまま
人によって「最後の結び目はつま先をつけて」と言われますが、私はつま先をあげたままの方になれています。
ミズノホームページにはもっとわかりやすい説明がありました。
http://mizunorunning.jp/contents/lesson/hakikata.html
スパイクの履き替えが遅いと怒られることもわかっていますが、これをしないとパフォーマンスの低下やケガの元になりますのでやってみてください。
手っ取り早い方法は
スパイクを履きかえるとき or 練習の最後に 紐を緩める
です。
和氣 宗一郎
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