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広陵の甲子園辞退に関することで思ったこと

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広陵の甲子園辞退に関することで思ったこと

広陵の甲子園辞退に関することで思ったこと

この件に気づいたのは、2025年8月10日午後3時頃だったかな?
第107回全国高等学校野球選手権大会に出場している広陵高校が、1回戦に勝利後に、部内での暴力問題を受けて出場を辞退しました。

X(旧Twitter)などのSNSで暴力問題が話題に上がっていたので、ネットやSNSの情報だけでどこまで事実にたどり着けるか調べていましたが、こんなことになるとは想像していませんでした。

広陵高校校長先生の会見を見ていたのですが、私が重く受け止めたのは、学校施設への爆破予告があったり、一般生徒が追いかけ回されたというところです。
会見はこちらをクリックしてYoutubeをご覧ください

ここまでする理由がわかりません。
まったく無関係の野球部以外の生徒まで巻き込む行動が信じられません。

そして、この問題に対して高野連の対応がおかしいとか甘いとか遅いとかいうSNSの投稿を見ましたが、処分等の流れを知っているのかも疑問です。

NHKの記事では、こんな時系列になっております。
ここをクリックすると、該当ページに移動します

【今年(2025年)1月下旬】
寮で禁止されていた行為をした当時1年生の野球部員1人に対し2年生の部員合わせて4人がそれぞれ個別に胸やほおをたたいたり胸ぐらをつかんだりするなど暴力を伴う不適切な行為が発生

【2月】
学校は事実関係を日本高校野球連盟に報告

【3月上旬】
日本高野連から厳重注意を受ける

【3月末】
暴行を受けた部員は3月末に転校

【8月7日】
厳重注意の事案は、学生野球憲章に基づく規則で原則として公表しないと定められていて、高野連も学校も公表していなかったが、SNSでの投稿をきっかけに高野連が公表

そして、高野連の処分決定の流れを簡単に説明するとこうなります。

① 事件(いじめや暴力など)が発生
② 野球部内(学校)で事実関係を調査、報告書を作成し、高野連(日本高野連)に提出
③ 高野連(日本高野連)で処分を決定

高野連はあくまでも②の報告に基づいて処分を下します。
高野連の処分規定等はこちらをクリックして読んでください

②の報告書の内容になんらかの齟齬などがあった場合、誰か(大抵は被害者)からの告発等がなければ、高野連は気づけません。当たり前の事実です。
ということで、②の報告書が最も重要となります。

となると、わかりますよね?
今後の再調査による報告や会見などを待つだけです。

このブログを愛読していただいている方はご存じの通り、我が家の3人の子どものうち、長女は尽誠学園高校女子硬式野球部で寮生活を送っております。
被害者の保護者だったらどうするか?
加害者の保護者だったら?
傍観者でもない、まったく無関係の野球部員の保護者だったら?
などと、いっぱい考えさせられています。
でも、こんなときほど、客観的事実や証拠に基づいて、判断したいですね。
事実と解釈の違い、事実なのか推測なのか、感情的に理解できる部分・・・

ちなみに。
高野連の規定では、『自己都合による転校の場合、1年間は公式戦に出場できないというルール』がありますが、『高野連(学校)が認定した部内でのいじめや暴力事件等を受けての転校の場合は、このルールが適用されない』ことになっております。
私が知っている範囲で実例が数例ありますので。

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和氣 宗一郎

代表取締役社長株式会社道後屋ワケスポーツ
愛媛県西予市宇和町生まれ。 硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」(現 宇和ボーイズ)、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と12年間野球三昧。 1年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に1年半で退職し、平成16(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。 最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります!本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。 また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。

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