実態に沿ってルールを変えれば良いのではないか?新型コロナ対策
まだまだ続くコロナ禍。
もういい加減にしてほしいと思っていますが、いつまで続くのか?
上のグラブは、共同通信社さんがとった世論調査です。
まぁ~、そんなもんだろうなぁと思いました。
重症化や死亡リスクの高い世代にとっては少し怖い病気でしょうが、変異を繰り返して新型コロナウイルス感染症は、当初とは違う特性になっていると思います。
最新ではありませんが、厚生労働省・第90回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年7月13日)での資料は、このようなデータが使われています。
デルタ株に比べると、オミクロン株は、重症化率も致死率も下がっています。
もちろん、これはワクチンの効果がある可能性がありますが、このデータからは「あくまでも可能性がある」としか言えません。
この表は厚生労働省が出している資料ですが、いつの時点のものかわかりません。(見やすく表は画像をクリックしてください。該当PDFページに移動します。)
同じく、厚生労働省の「感染症法に基づく医師の届出のお願い」のページでこれを見つけました。
上の表とおおむね同じです。
詳しく見たい方は、上の表をクリックしてください。PDFページに移動します。
私はこの分類がネックになっているとずっと思っています。
あいもかわらず、エボラ出血熱を同じ扱いです。
1 エボラ出血熱
(1) 定義
エボラウイルス(フィロウイルス科)による熱性疾患である。(2) 臨床的特徴
潜伏期間は2~21日(平均約1週間)で、発症は突発的である。
症状は発熱(ほぼ必発)、疼痛(頭痛、筋肉痛、胸痛、腹痛など)、無力症が多い。
2~3日で急速に悪化し、死亡例では約1週間程度で死に至ることが多い。出血は報告にもよるが、主症状ではないことも多い(2000年ウガンダの例では約20%)。
ザイール型では致死率は約90%、スーダン型では致死率は約50%である。
ヒトからヒトへの感染は血液、体液、排泄物等との直接接触により、空気感染は否定的である。厚生労働省 エボラ出血熱 より
今の新型コロナウイルス感染症の実態(重症化率や致死率の低下)に合わせて、ルール(分類)を変えれば、医療現場・介護施設・保健所だけでなく、濃厚接触者で自宅待機等、さまざまなところでの負担が減るのではないでしょうか?
新型コロナウイルス感染症対策で守っているものはなにか?
前にも書いたと思いますが、ウイルスは人間の都合なんて考えてません。種の保存を第一に考えて変異していくはずです。
変異していくウイルスに対して、人間が柔軟に対応を変えていくしかないと思います。
昨日(2022年8月2日)、このニュースが流れました。
帝京第五だけでなく、複数の甲子園出場校でPCR検査陽性者が出ているようです。
新聞記事からは、甲子園への出発前の「念のため」の検査で確認されたのか、「症状が出て」の検査なのか、わかりませんが、これもルールに沿って決められてたガイドラインが原因だと思います。
この表は、厚生労働省が発表している『令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況』の資料にあるものです。(詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。資料の11ページです。)
最初の1年くらいは仕方ないです。
相手がわからないのですから、最大限の警戒は必要だったと思います。
しかし、相手がわかってきて、さらに変わってきています。
相手(ウイルスの特性)に合わせて、適切な手順を踏み(かつタイムリーに)、ルール(適用する法律)を変えていえばいいと思います。
なぜ、それができない?
この国は、民主主義国であり、法治国家ですから、「できない」ではなく、「しない」が正しい表現ですね。
ここまで書けば何が言いたいかお分かりになると思うので、これ以上は書きません・・・
もういい加減にしてくれ(怒)
和氣 宗一郎
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