プロテクターの部品修理もしております。
先日、野球用プロテクターの部品が壊れたということで修理をご依頼いただきました。
壊れていたのはプロテクターを身体に密着させるためのこの部品でした。
まずは、プロテクターのメーカーに部品を発注。
(発注する際は商品ごとに決まっている品番を調べます。その品番にあった部品を発注しております。)
部品が入荷したら壊れた部品を取り外します。
取りはずす専用の工具があるかもしれないのですが、野球スパイクの修理で使う工具で取り外しました。
交換する部品は「オス」と「メス」の両方を交換しなければならなかったので、
どちらも取り換えて作業完了です。
よぉ~く見ると左右の部品が違いますが、プレーに支障はないはずです。
と、こんな感じで野球用プロテクターの修理も行っています。
せっかくの機会ですので、野球用品の修理に関して大切なご案内をしておきます。
打者用、捕手用に関わらずヘルメットの修理は行っておりません。
これは製造物責任法、一般的に「PL法」といわれる法律に基づいております。
野球用ヘルメットの修理で一番多いお問い合わせは
ヘルメットの内側および耳当てのスポンジの交換
ですが、PL法に抵触するため、当店では修理を行っておりません。
本来ですと、大切な用具を最後まで大切に使っていただきたいのですが、ヘルメットは大切な頭部を守る道具ですので法律を順守させていただいております。
ちなみに、ヘルメットにはSGマークがついております。
詳しくは下記または一般財団法人製品安全協会ホームページをご覧ください。
一般財団法人製品安全協会ホームページより
http://www.sg-mark.org/
SG制度のねらい
SGマークは製品の安全を保証するいわばブランドです。
SGマークは、1973年10月にその年に施行された「消費生活用製品安全法」に基づき通商産業省の特別認可法人として設立された製品安全協会が、安全を保証するマークとして産み出したものです。
約40年の歴史の中でSGマークを発行する製品安全協会は特別認可法人から財団法人、さらに一般財団法人にと組織の性格は変わりましたが、SGマークの高い信頼性には変化がありませんでした。
これらのことは、SGマークを表示した製品の数量が、年間約1.5億個にのぼり、製品安全協会が発足した1973年以来の総数は約242億個に達していることからも実証されています。また、SGマークを表示するためには、『工場等登録・型式確認』と『ロット認証』との方法がありますが、『工場等登録・型式確認』により表示する場合の登録工場の数だけをとっても約800工場であり、現在も年間約20の工場が新規に登録されており、製品安全協会では今後も登録工場やロット認証申請事業者、SGマークの表示数は増えつづけると確信しています。
それは次の4点の裏付けによるものです。
1 安全のための基準への信頼性
SGマークは「消費生活用製品安全法」に基づき設立されて以来、安全のための基準(SG基準)の制定は消費者代表、製造・輸入事業者代表、学識経験者・中立委員の3者構成からなる委員会で審議されてきました。このことによりSG基準は最新の安全への知見を反映するとともに消費者の視点・製造者の立場も考慮したものとなっています。このため実用的な基準として高い信頼性を持っています。2 審査への信頼性
SGマークを付けるためには工場登録・型式確認又はロット認証という手続きがありますが、いずれの手続きも製品安全協会と協会が高い審査能力があるとして委託した検査機関によって行われます。これらの委託検査機関は厳しい審査を行うとともに安全基準・品質管理に関する豊富な知見を生かして助言を行う能力を持っています。このため、SG認証の審査結果は高い信頼性を持っています。3 消費者・流通関係者からの信頼
約40年のSGマークの歴史により、安全への意識の高い消費者や流通事業者の方からは、SG製品の品質と安全性には高い信頼をいただいております。安全性への関心が高まっている現在では製品の安全を保証するブランドとしてのSGマークへの関心が益々高まっています。
また、流通や販売の事業者によっては、製品を取り扱うかどうかのときの判断基準になっている場合もあります。4 事故処理等への信頼性
SGマークには1億円を限度とする対人賠償保険が付いています。このため万が一SG製品の欠陥により人身事故が起きた場合には、事故発生届を受け付け、被害者対応、事故原因調査、製品に欠陥があった場合の示談折衝や損害賠償措置の一切を製品安全協会が責任を持って対応します。また、これらの対応に必要な諸費用は製品安全協会が負担します。
また、欠陥のある製品が市場に出た場合のリコール等の事態にも豊富な知見をもとに親身になって相談に応じることが出来ます。
これらのことによりSGマークを製品に付けている製造・輸入事業者の方からは高い信頼を得ています。
以上のことから、SGマークを製品に付けることにより、その製品は安全性という最も重要な品質への高い信頼性を得ることが出来ます。一般財団法人製品安全協会ホームページより
http://www.sg-mark.org/
和氣 宗一郎
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