らくらく行くよ!せいよの輪♪2016 第1回
西予市のヒト・コト・モノを紹介する南海放送ラジオさんと西予CATVさんのコラボレーション番組「~らくさぶろうの~らくらく行くよせいよの輪♪」。
2016年度も続きます!
記念すべき第1回目は西予市役所まちづくり推進課・ジオパーク推進室の山下さんに四国西予ジオパークについてお話しいただきました!
2016年度第1回(平成28年4月7日放送)西予市役所・ジオパーク推進室
今回は3月末に表彰式が行われた「四国西予ジオパーク・ジオミュージック」について話していただきました。
ゲームにBGMがあれば、リアル風景にBGMがあってもいい。ありそうでなかったリアル風景に音楽を融合させるという音楽のニューフロンティア。
暑い日ざし照りつける高原、霧だった幻想的な渓谷、心地よくせせらぐ清流、満月に彩られた湖、蛍とびかう夜の田園、静まりかえるダンジョンのような鍾乳洞、探検したくなる原生林。まだ残っている、あのころの「いい感じの風景」を音楽とともに楽しむことで「素晴らしいアート」へと変えていく。
ほっとしたいとき、勇気づけられたいとき、楽しみたいとき、多くの人のそんなときに、せいよを訪れてほしい。 -4回に分けた募集で合計112曲を採用
このような幻想にも似た思いで愛媛県西予市(せいよし)は、「四国西予ジオパーク」をイメージした楽曲を選りすぐる音楽コンテストを開催いたします。コンテストでは、審査委員長にRPGの金字塔「ファイナルファンタジー」のゲーム音楽を手掛けた植松伸夫氏を迎え、人々の営みや文化、生態系、地形、地質と地球との関わりを体感できるジオポイントと音楽を融合させることで臨場感を出し、魅力をさらに高めるための各ジオポイントのイメージに合ったオリジナルの楽曲を募集します。
この度のコンテストでは、ジオポイント別に4回に分けて開催します。それぞれテーマを設定いたしますので、解説や写真を参考にイメージを考えて制作してください。
各回で30曲程度の楽曲を選出し最大で合計112曲を採用させていただきます。採用された曲は、採用曲を収録したオーディオプレイヤーの観光客への貸出、四国西予ジオパークと関連するイベントや施設、また、ホームページ等で活用いたします。
また、採用曲の中から最終審査員により最優秀賞や優秀賞を選出し表彰いたします。【応募サイトより】
https://creofuga.net/contests/seiyo
採用された曲はiPodと専用ヘッドフォン(ミズノ サウンドラン8000)で聞くことができます。
専用ヘッドフォンが優れものです。
このヘッドフォンは耳を完全に防がないので、音楽を楽しみながら周囲の音も聞こえる優れものです!
先日行った「ジオスポ Vol.5 野福峠お花見シャルソン」でも使ったものです。
ジオミュージックを聞きながら、ジオガイドさんの説明を聞いたり川のせせらぎや鳥の声を聞いたりすることができます。
Buletooth対応のマイクがあれば、1台のマイクで最大8台まで連携することもできるんです!
ご興味のある方はワケスポーツ宇和店で販売しております。
さて、「らくらく行くよ!せいよの輪♪2016」では、昨年度のような「お店」の紹介だけでなく、頑張っている人・輝いている人、学校にもお邪魔します!
出演を希望される方は西予CATV、西予市まちづくり推進課、もしくは一般社団法人SGSにご連絡ください。
~らくさぶろうの~『らくらく行くよせいよの輪♪』の放送は以下の通りです。
【南海放送ラジオ】
毎週木曜日午後1時から
【西予CATV】
毎週木曜日18時45分から
※西予CATVさんでは番組改変が行われ、2016年度は「きらりニュース」の後に独自番組として放送されます!
https://www.facebook.com/seiyo.catv/posts/939860812729101
四国西予ジオパークの特徴
【日本最古級の地質「黒瀬川構造体」】
西予市城川地区を流れる黒瀬川。この流域の地質は周囲と異なり、シルル紀(約4億2500万年前)のサンゴや三葉虫の化石が数多く発見されています。 日本列島の地質は約2億5000万年前から始まる中生代から新生代にかけてつくられたものがほとんど。 さらに、人類の誕生が600万年前~500万年前であることを考えると、その地質がいかに古く、貴重なものであるか分かるはずです。
実は、この黒瀬川構造帯及びそれと関連する地層は、西は九州から東は関東まで続き、総延長は1,000kmを超えます。城川地区がまだ「黒瀬川村」と名乗っていた昭和30年代に、この特異な地層が初めて詳しく研究されたため、その名が付けられました。【日本列島誕生の秘密と幻の古大陸の存在】
この黒瀬川構造帯の成り立ちには幾つかの考え方があります。その一つが、かつて黒瀬川構造帯は一つの古大陸を形成し、プレートの移動や衝突などの地球の活動を経て現在のような細長い分布になったのではないかという説です。さらに、サンゴの化石を分析すると、この構造帯が温かな場所に存在していたことが分かります。かつて南半球には、現在の南米・アフリカ・オーストラリア・南極大陸のほか、インド半島やマダガスカルなどが集まって出来た巨大な大陸ゴンドワナ大陸が存在していました。黒瀬川構造帯もその一部だったのではないかと考えられているのです。
黒瀬川構造帯の成り立ちには諸説あり、未だ解明されていませんが、そんな太古の謎に思いを馳せることができるのも、四国西予ジオパークの魅力の一つです。【「地域がまるごと」ジオパーク】
四国西予ジオパークのもう一つの魅力は、こうした大地の特徴を活かし、私たちの祖先がどう歩んできたのか、その歴史を知ることができることです。
例えば、盆地が広がる宇和地区では、その広大な土地を利用し、古くから稲作が盛んでした。一帯からは、縄文時代や弥生時代の土器が多数出土し、有力な支配者の存在を物語る古墳が残っています。三瓶地区や明浜地区の海岸部に目を移すと、リアス式海岸の豊かな漁場を舞台に、漁業が盛んに行われてきました。海に面した段々畑は、その水はけの良い土地と照りつける太陽から、日本有数の柑橘の産地としても有名です。 また、標高1,400mにある四国カルストでは、雨水などによる浸食で形成された石灰岩のなだらかな地形を活かし、放牧が盛んに行われています。四国西予ジオパーク公式ページより
http://seiyo-geo.jp/feature/
和氣 宗一郎
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