Youtubeの情報を鵜呑みにしてはいけないこともある
お客様から聞いたバドミントンラケットのグリップサイズのカスタマイズの話題です。
バドミントンラケットには、元々巻かれてるグリップテープがあります。
このグリップテープの上から薄いグリップテープをもう一枚巻いて使う方法が主流です。
しかし、1枚上から巻くとグリップが太くなりすぎるため、元々巻かれているこのテープを剥いで、アンダーラップ(非常に薄いスポンジ)を巻いた後に、薄いグリップテープを巻き、好みのグリップサイズにカスタマイズする方法があります。
お客様の話では、『元々のグリップテープを剥いでから、薄いグリップテープを巻く方法が良い』というYoutubeを見て、実際にやってみたそうですが、「剥ぐのに苦労したのに、グリップの角が当たって痛かった」と言われていました。
この方法で気をつける点は2つ。
① 必ず、アンダーラップを巻くこと
バドミントンラケットのグリップは六角形で、角はまあまあしっかりしています。そのまま薄いグリップテープを巻くと角が指に当たって痛くなりますので、アンダーラップを先に巻きましょう。どれくらい巻くかは、完全に個人の好みです。
② アンダーラップも薄いグリップテープもある程度しっかり引っ張って巻く
アンダーラップも薄いグリップテープも、緩めに巻くと、使っている間に歪んでいきます。ある程度しっかり引っ張って巻くと歪みがある程度は防ぐことができます。
Youtubeは便利ですが、情報は玉石混交。
『Aさんには合っても、Bさんには合わない』といった情報もたくさんあります。
1つの情報を鵜呑みにするのではなく、いろいろと情報を集めてから、実践する方が無難だと思います。
これは、野球の指導も同じです。
Youtubeだけではく、インスタにもTikTokにも、いろいろな指導方法があふれかえっています。
個人的な技術指導に関しては、『選手の動きの癖によって、合う、合わない』が非常に多いんです。
『目指すゴールは同じところでも、ルートや手段が違う』と言えばよいでしょうか?
たまに、子どもたちには、こういう質問をして、『目指すゴールは同じところでも、ルートや手段が違うこともある』ということを伝えております。
【質問】
西予市役所(スタート)にいます。今から6時間後までに愛媛県庁(ゴール)に行ってください。移動手段は自由、道のりも自由です。どんな手段で、どのルートで行きますか?
これを読んだ方、どのような移動手段で、どの道のりで行きますか?
和氣 宗一郎
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