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『2011夏』宇和高校VS西条高校

投稿日:2011年7月23日 更新日:

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第93回全国高校野球選手権愛媛大会 2回戦
於 坊ちゃんスタジアム 第3試合
宇和高校-西条高校

西 条 012 005 01 /9
宇 和 200 000 00 /2
(8回コールド)

西条、6回に大量点で試合をものにする!
宇和、再三のチャンスにあと一本打てず!

西条は10安打で9得点と効率よく加点した。制球が定まらない宇和のエース清水を6回表に集中打で攻略。投げてはエースが6回まで宇和打線を6安打2失点に抑える。一方、宇和は立ち上がりの不安定な西条を攻め、先制。3回裏にも1死満塁のチャンスなど、再三のチャンスにあと一本が出ずに力尽きた。

【対応力の差】
相手の意図を把握し、それをプレーに活かせる対応力の差が、初回の2点だけにとどまった宇和と9得点した西条との差である。

①打線・・・変化球への対応
1回裏、立ち上がりが不安定な西条のエース。宇和打線はいつも以上に積極的なバッティングで2点先制。宇和打線の狙いははっきりしていた。初球の直球をフルスイング。全員で徹底したことは良かったと思う。
問題は3回裏以降。宇和打線の狙いをきちんと把握した西条バッテリーは配球を変更。逆に宇和打線はこの配球の変化に対応できなかった。3回裏途中からの西条バッテリーの基本的な配球は、直球は見せ球で、変化球でカウントを整える。この配球のおかげで宇和打線は早めに追い込まれて自分達のバッティングができなかった。『投げこない直球を待ち、甘い変化球に手を出させない』ではなかなか点には結びつかない。

②投手・・・自分の調子への対応
『いつものような直球が来ない。いつものような変化球のキレがない』そんな状態の宇和のエース清水。どうしても本来の投球ができない清水に、薬師寺捕手は変化球を多投させた。清水もその意図はわかって低目へ制球しようとするが、それがなかなかできない。0ストライク2ボールというカウントが非常に多かった。これだと球数が多くなりすぎる。おそらく5回で100球程度になっていたのではないかと思う。
球数が多くなり制球がますます定まらなくなった清水は、6回表に掴まってしまう。2つのデッドボールは握力の低下を顕著に表したものだった。最後まで、今日の自分の状態と相手打線の狙いに対応できなかった宇和バッテリーだった。
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ちなみに、西条のエースが5回裏途中から右足がつり始めたことをお気づきの方は何人いただろう?

とりあえず、今日はここまで。続きはまた明日。

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和氣 宗一郎

代表取締役社長株式会社道後屋ワケスポーツ
愛媛県西予市宇和町生まれ。 硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」(現 宇和ボーイズ)、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と12年間野球三昧。 1年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に1年半で退職し、平成16(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。 最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります!本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。 また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。

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