川之石－宇和島東～平成27年度南予地区高校野球新人大会決勝～

投稿日：2015年8月17日更新日：2015年8月16日

川之石－宇和島東～平成27年度南予地区高校野球新人大会決勝～

平成27年度南予地区高校野球新人大会決勝戦　川之石－宇和島東

川之石　０００００１０２０／３
宇和島東　０２４２１０００×／９

【川之石】近藤、林、近藤－田隅（祐）
【宇和島東】杉原－源
▼本塁打・・・加藤【宇和島東】
▼三塁打・・・小野【川之石】／薬師寺【宇和島東】
▼二塁打・・・竹村【川之石】／宇都宮（雄）、杉原【宇和島東】

川之石：終盤に得点するも序盤から中盤にかけての失点が大きかった
宇和島東：毎回18安打（先発全員安打）の猛攻で中盤までにしっかりと得点

1回表　川之石

宇和島東のマウンドには「１」杉原

1番（三）小野：センター前ヒット＋エラー→0死2塁

2番（左）林：送りバント失敗→1死1塁

3番（右）田隅（聖）：１－６－３のダブルプレー→チェンジ

1回裏　宇和島東の攻撃

川之石のマウンドには「１」近藤

1番（左）毛利：サードゴロ→１死

2番（遊）宇都宮（雄）：レフト前ヒット→１死１塁

3番（二）岩本：レフト前ヒット（ヒット＆ラン成功）→１死１・３塁

4番（中）加藤：ショートフライ→２死１・３塁

5番（投）杉原：サードゴロ→チェンジ

２回表　川之石の攻撃

4番（投）近藤：サードゴロ→１死

5番（三）青野：ライト前ポテンヒット→１死１塁

6番（中）山下：４－６－３のダブルプレー→チェンジ

２回裏　宇和島東の攻撃

6番（一）長尾：センターフライ→１死

7番（捕）源：ライトフライ→２死

8番（右）坂井：レフト前ヒット→２死１塁

9番（三）薬師寺：センター前ヒット＋エラー（２者生還、１・２点目）→２死

1番（左）毛利：見逃し三振→チェンジ

３回表　川之石の攻撃

7番（捕）田隅（祐）：ショートフライ→１死

8番（遊）竹村：四球（９番久保の打席で飛び出して挟殺）→２死

9番（二）久保：空振り三振→チェンジ

３回裏　宇和島東の攻撃

2番（遊）宇都宮（雄）：右中間への二塁打→０死２塁

3番（二）岩本：センター前ヒット（２塁走者生還、３点目）＋送球の間に２塁へ→０死２塁

4番（中）加藤：レフトフェンスオーバー本塁打（４・５点目）→０死

ここで川之石は投手交代

マウンドには「７」林（「１」近藤はレフトに）

5番（投）杉原：ライト線二塁打→０死２塁

6番（一）長尾：レフトフライ→１死２塁

7番（捕）源：センター前ヒット（２塁走者生還、６点目）→１死１塁

8番（右）坂井：セカンドフライ→２死１塁

9番（三）薬師寺：セカンドゴロ→チェンジ

３回終了、０－６で宇和島東がリード

４回表　川之石の攻撃

1番（三）小野：四球→０死１塁

2番（投）林：ファーストゴロ→１死２塁

3番（右）田隅（聖）：ライトフライ→２死３塁

4番（左）近藤：サードファウルフライ→チェンジ

４回裏　宇和島東の攻撃

1番（左）毛利：ライト前ポテンヒット＋ボーク→０死２塁

2番（遊）宇都宮（雄）：ショートフライ→１死２塁

３番・岩本の打席で盗塁失敗→２死

3番（二）岩本：センター前ヒット→２死１塁

4番（中）加藤：四球→２死１・２塁

5番（投）杉原：死球→２死満塁

6番（一）長尾：レフト前ヒット（２・３塁走者生還、７・８点目）→２死１・２塁

7番（捕）源：セカンドフライ→チェンジ

５回表　川之石の攻撃

5番（三）青野：ショートゴロ→１死

6番（中）山下：レフトフライ→２死

7番（捕）田隅（祐）：センター前ヒット→２死１塁

１塁走者の盗塁失敗→チェンジ

５回裏　宇和島東の攻撃

8番（右）坂井：セカンドゴロ→１死

9番（三）薬師寺：左中間を破る三塁打→１死３塁

1番（左）毛利：キャッチャーファウルフライ→２死３塁

2番（遊）宇都宮（雄）：空振り三振（暴投振り逃げ、３塁走者生還、９点目）→２死１塁

3番（二）岩本：死球→２死１・２塁

4番（中）加藤：セカンドフライ→チェンジ

６回表　川之石の攻撃

8番（遊）竹村：レフト線二塁打→０死２塁

9番（二）久保：送りバント成功→１死３塁

1番（三）小野：ショートゴロ（この間に３塁走者生還、１点目）→２死

2番（左）林：空振り三振→チェンジ

６回裏　宇和島東の攻撃

この回から川之石のマウンドには再び「１」近藤（林はレフトへ）

5番（投）杉原：ライト前ヒット→０死１塁

6番（一）長尾：センター前ヒット、１塁走者は３塁に到達するも３塁で飛び出して挟殺→１死１塁

7番（捕）源：センターフライ→２死１塁

8番（右）坂井：レフトフライ→チェンジ

６回終わって１－９、宇和島東が８点リード

７回表　川之石の攻撃

3番（右）田隅（聖）：キャッチャーファウルフライ→１死

4番（投）近藤：センターフライ→２死

5番（三）青野：サードエラー→２死１塁

6番（中）山下：センターフライ→チェンジ

７回裏　宇和島東の攻撃

9番（三）薬師寺：ファーストゴロ→１死

1番（左）毛利：センターフライ→２死

2番（遊）宇都宮（雄）：ライト前ヒット＋盗塁成功＋暴投→２死３塁

3番（二）岩本：セカンドゴロ→チェンジ

８回表　川之石の攻撃

7番（捕）田隅（祐）：セカンドゴロ→１死

8番（遊）竹村：ファーストファウルフライ→２死

9番（二）久保に代打村上：四球→２死１塁

1番（三）小野：右中間を破る三塁打（１塁走者生還、２点目）→２死３塁

2番（左）林：レフト前ヒット（３塁走者生還、３点目）→２死１塁

3番（右）田隅（聖）：ファーストゴロ→チェンジ

８回裏　宇和島東の攻撃

4番（中）加藤：センター前ヒット→０死１塁

5番（投）杉原：レフト前ヒット→０死１・２塁

6番（一）長尾：レフトライナー→１死１・２塁

7番（捕）源：空振り三振→２死１・２塁

8番（右）坂井：セカンドフライ→チェンジ

９回表　川之石の攻撃

4番（投）近藤：空振り三振→１死

5番（三）青野：サードゴロ→２死

6番（中）山下：空振り三振→ゲームセット

３－９で宇和島東が勝利

まとめ

試合を決定づけたのは川之石の焦りを誘った宇和島東の強さだと言えるかもしれない。
宇和島東は、１回戦（対大洲）と準決勝（対大洲農）はコールド勝ち、２回戦（対帝京第五）は引き分け再試合を含む逆転勝利。
先手を取って一気に突き放す力もあり、後手に回っても粘り強い試合運びができるイメージが強かったのだろう。川之石は何がなんでも先制して常に先手を取りたいという集中力がみえた。
しかし、１回・２回と出塁した走者を併殺で失い焦りが生まれたように見えた。
ここを逃さず先制点をあげ次の攻撃では連打で得点と、宇和島東の試合巧者ぶりが際立った。
（３回裏宇和島東の４連打）

ただ、川之石もやられっぱなしではなかった。
終盤は再三のピンチを無失点でしのぎ、３点返した。
最後まで諦めない姿勢は素晴らしかったと思う。
（センター山下は再三のピンチに内野陣へ大きな声をかけ続けていた。）

平成27年度南予地区高校野球新人大会は

優勝：宇和島東（4年ぶり）

準優勝：川之石

ベスト４：宇和島南、大洲農

という結果で閉幕。
明日のブログは今年の新人戦をまとめてみます。

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この記事を書いた人
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和氣宗一郎

代表取締役社長：株式会社道後屋ワケスポーツ

愛媛県西予市宇和町生まれ。硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」（現宇和ボーイズ）、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と１２年間野球三昧。１年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に１年半で退職し、平成１６(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります！本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。