東洋経済ONLINEニュース記事を読んで自分でできることを考えてみる（前半）

投稿日：2017年2月21日更新日：2017年2月20日

ワケスポーツ宇和店店長の和氣です。
昨日（平成２９年２月２０日）の西予市宇和町は時おり強い風と激しい雨が降り大荒れの天気でした。
気温が高かったのでまだマシだったかな？

さて、今日のブログは少しこむつかしい話です。

東洋経済ONLINEニュース記事を読んで自分でできることを考えてみる（前半）

私のFacebookタイムラインにたまに流れてくる「東洋経済ONLINEニュース記事」。
このコラムに「地方創生リアル」というものがあります。
結構好き放題書いている感があるのですが、あながちそんなものかもしれないと楽しみに読んでいます。

古い記事もありますが、私が気になった記事＋一文をピックアップしました。
タイトルだけでも刺激的ですが、中身ももちろん刺激的です。
それぞれの記事名をクリックしていただければ該当ページの文章が読めます。
地方創生に興味のある方は全文を読んでいいただきたいです。

①なぜ地方は補助金をもらっても衰退するのか
民間が立ち上がるほか、地方が活力を取り戻すなんてことはない
②なぜ地方は厳しい現実を直視できないのか
地域活性化に関連する計画に重要なのは、「血気盛んな今の大人たち」の願望ではなく、最悪な状況になっても対応できる、「未来に向けたリアリズム」ではないでしょうか。
③地方は｢好き嫌い｣で物事を決めすぎる
論理的な人ほど地域における意思決定にかかわらなくなり、時には、その地域を離れていくことにもなってしまいます。
④なぜ地方では新しい事業がつぶされるのか
地域での事業で厄介なのは、事業に直接的に関係するステイクホルダー（利害関係者）だけでなく、その外にいてリスクも負わず、事業の影響を特段受けるわけでもない人まで、「連絡」と「理解」を求めたりすることです。
⑤地方は儲からない｢イベント地獄｣で疲弊する
年初や来年度に向け、まずは「今まで取り組んできたことの中で、やめること」について意思決定してほしい

そんなことはないのではないかと思った部分もありますが、ほとんどの部分はなるほどなぁ～と思いました。

そして、これらの記事を読んで一番最初に浮かんできた活動が、商工会青年部活動です。

私の商工会青年部員としての活動経歴は

平成１６～２２年度　ほぼ幽霊部員
平成２３～２４年度　西予市商工会青年部宇和支部内部委員会副委員長
平成２５～２６年度　西予市商工会青年部宇和支部副支部長兼Ｚ－１実行委員長
平成２７～２８年度　西予市商工会青年部長

実は幽霊部員の時期の方が長いんです！

西予市商工会青年部宇和支部の部員数や組織体制

幽霊部員だった理由は、部員数が多く私一人が出席していなくてもまったく困らなかったからです。
西予市に帰って来たのが平成１５年１０月。帰ってきた当初は青年部員の先輩の顔と名前を覚えるのに必死なくらいの人数でした。

平成１８年度頃だったかな？
西予市商工会青年部宇和支部はＺ－１委員会・バス委員会・情報委員会・交流委員会といった４つの委員会制（各委員１０数名）を取っていたこともあります。
しかし、部員数減少により西予市商工会青年部宇和支部という組織は随分とスリム化して、平成２８年度は部員数減少により、委員会はＺ－１委員会のみです。

西予市商工会青年部宇和支部の行事

※あくまでも記憶の範囲ですが・・・

	イベント名	平成２２年度	平成２８年度
４月	れんげまつり	○	○
５月	総会、バスアングラーズ	○、○	○、廃止
６月	ＪＲ卯之町駅・風鈴設置	○	○
７月	Ｚ－１予選会	○	廃止
８月	Ｚ－１予選会、宇和文化の里まつり	○、○	廃止、廃止
１０月	Ｚ－１決勝	○	○
１１月	家族交流会	▲	廃止
１２月	忘年会（年度によって新年会）	○	○
１月
２月	朝霧湖ダム一斉清掃活動	○	○
３月

部員数減少に伴い、支部活動機会も減ってきております。
「人が減ったからイベントをやめたのか？」と聞かれるとぐうの音も出ません。
しかしながら、何かを守るために何かを捨てないと活動ができないというのも現状です。

⑤地方は儲からない｢イベント地獄｣で疲弊する
年初や来年度に向け、まずは「今まで取り組んできたことの中で、やめること」について意思決定してほしい

西予市商工会青年部宇和支部では、東洋経済ニュースコラムに書かれていることをすでにしていたということになります。
これが良いのか悪いのかは私にはわかりません。

但し、私は雑巾がけレースＺ－１グランプリだけ絶対に譲れないイベントです。

宇和町小学校の旧第１校舎（全長１０９ｍの木造廊下）を舞台に行われる雑巾がけレース。
何度も全国放送され「西予市の顔」といっても過言ではないイベントになっています。
このレースを考案し続けてきた西予市商工会青年部宇和支部の先輩や協力していただいている西予市をはじめ多くのスポンサーさんに感謝するとともに、これからも継続できるよう頑張っていこうと思います。

なぜ、私がＺ－１に思い入れがあるのか？

正直言って、自分でもよく分かっておりません。
会場が自分の母校であり、Ｚ－１実行委員長を２年間やったからという理由はもちろんあります。

※ここから先を書くのにはかなり時間がかかりました。

西予市商工会青年部は西予市から補助金をいただいて活動しています（商工会自体にも）。
補助金の大元は税金です。
商工会青年部活動の一部は税金でまかなわれているということです。

Ｚ－１は、西予市を全国に発信するＰＲができ、イベント運営を通じて本業に使える組織運営方法を学ぶことができるイベントです。

いただいた補助金以上に全国へ宣伝効果が期待できるだけでなく、地域の後継者として組織運営を学べる一石二鳥のイベントだからこそ、思い入れがあるのかもしれません。
どちらか片方であれば、商工会青年部ではなくてもほかの組織でもやれることだと思います。

今後、西予市商工会青年部員として私にできること

Ｚ－１を継続させること

ただ、私の西予市商工会青年部長の任期は今年５月末まで。
新年度からは平部員となります。（別のお役目がありますが、まだ正式決定ではないので内緒です）

どういった立場でかかわっていくかが難しいかもしれませんが、頑張っていこうと思います。

さて。
この記事のはじめの方に「一番最初に浮かんできた活動が、商工会青年部活動です。」と書いたのはほかのことも浮かんだからです。
そのことも書こうと思いましたが、結構な文字数になったので、次回に持ち越します。

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この記事を書いた人
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和氣宗一郎

代表取締役社長：株式会社道後屋ワケスポーツ

愛媛県西予市宇和町生まれ。硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」（現宇和ボーイズ）、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と１２年間野球三昧。１年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に１年半で退職し、平成１６(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります！本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。