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「たぶん学校では教えてくれないコト」を伝えることができたか?

投稿日:2016年11月12日 更新日:

ワケスポーツ宇和店店長の和氣です。
今日(平成28年11月12日)・明日はマルコメ1号が入団している少年野球チーム「宇和ボーイズ」の大会運営のため店を不在にしております。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

「たぶん学校では教えてくれないコト」を伝えることができたか?

「たぶん学校では教えてくれないコト」を伝えることができたか?

70周年記念&リニューアルオープンセールの真っただ中の平成28年11月5日(土)。
西予市経済振興課さんが主催している「異能人材を育てる スーパーキャリア教育 西予開成塾(子ども編)」のご一行さんに来店いただきました。

【西予開成塾の全体の趣旨】
西予市では、国の地方創生関連予算を活用し、「四国西予申義堂ここに甦れ!?大作戦」を開始いたします。

地方創生の政策を検討するにあたっては、地方において、「しごと」が「ひと」を呼び、「ひと」が「しごと」を呼び込む「好循環」を確立することで、地方への新たな人の流れを生み出すとともに、その「好循環」を支える「まち」に活力を取り戻すことを考える必要があり、「四国西予申義堂ここに甦れ!?大作戦」では、「しごと」を呼び込んだり、人の流れを生み出す「ひと」づくり(人材育成)に主眼を置いています。

従来の教育は、知識偏重型教育(知識の詰め込み教育)ですが、これは知識を記憶するということに主眼がおかれ、知識の意味を正しく理解し、活用するという能力育成にはなっていません。
また、学校教育だけでは世の中にある全ての知識(特に「無知の知」といわれる、未だ知り得ない知など)を教える(知るきっかけを悟らせる)ことは不可能であり、知識を習得する(記憶する)ことばかりに集中していては、個々の人材の持っている本来の能力を伸ばすことはできません。
教育として「知識を習得させること」はとても重要なことですが、真に重要なことは「知識を知恵に変える能力」、つまり「物事を理解し適切に処理する能力」=「物事を正しく判断する能力」を身につけさせること(知識ではなく、能力を身につけさせること)と考えております。

そこで、「西予開成塾」では、それを実現する仕組みを構築し、目指す人材像=異能人材、「スーパージェネラリスト」になりうる人材、人により異なる、潜在的に持っている能力を活かすための教育を行い、能力を発芽させたいと考えています。
「スーパージェネラリスト」の必要条件としては、「複数」の分野におけるスペシャリストとしての能力を持つことであります。
日本では、単一分野でのスペシャリスト性だけが重視されてきたため、現在のような複雑な社会問題(社会的課題)に対応することができなくなっています。
また、「スーパージェネラリスト」としては、複数の分野におけるスペシャリスト性を持つと同時に、それらをマネージメント(自己管理)していく能力が求められ、そのような能力が必要であることを気づかせる教育を、「西予開成塾」では実践し、自己のもつ能力を最大限に活かせる人材の育成を図ります。

西予市ホームページより
https://www.city.seiyo.ehime.jp/docs/2015091400026/

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開成塾はこれまで机の上で学校ではあまり教えてくれないコトを学んできたようです。
今回は子どもたちにとって比較的身近な小売業を通じて「何かを学んでほしい」という趣旨で当店(どうやら私)を選んでいただきました。

10月末頃に担当者さんから打診をいただいて概略を聞いたのですが、何を話してよいかぽわ~んとした感じでした。
今回の講師である大平利幸(内閣官房 IT総合戦略室 参事官補佐、前 西予市企画財務部長)さんに具体的なイメージを事前に聞いておいても良かったのですが、相手は小学生。
たぶん、何とかなるだろうと思い、正直言って「行き当たりばったり」で挑みました。

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小売業が成り立つ理由を単純に説明するために、シューズを利用。
販売価格4000円-仕入価格2,000円=利益2,000円
この利益を積み重ねていって家賃や給料などの必要経費をねん出していく。
と説明したのですが、子どもたちの反応はイマイチでした・・・

もっとわかりやすく説明しようと思ってもなかなか思い浮かばず。
大平さんのフォローで、「利益2,000円を増やす工夫が必要=ここが頭の使いどころ」という感じで落ち着きました。

最後の方で、大平さんが言われた一言が非常に気になりました。

エクスペリエンス・マーケティング

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私なりの解釈で「エクスペリエンス・マーケティング」を説明すると、
なんで○○が欲しいのか?
○○でどうしたいのか?
○○がなかったらどうなるのか?
といった内容をどれだけお客さまに伝わる言葉で表現ができるかです。

国家公務員のヒトからこの言葉(エクスペリエンス・マーケティング)が出てくるとは思ってみなかったのでびっくりしました!
「単純にモノを売る時代」は終わりつつあるということを国も把握しているということかもしれません。
いろいろな補助金を調べていくうちにわかってきたコトは「国が平等に何かをしてくれる時代から、頑張っていこうとするところだけを応援する時代になってきている」です。
既に「なっている」なのかもしれません。

『「たぶん学校では教えてくれないコト」を伝えることができたか?』と言われると自信がありませんが、私が勉強になりました(^0^;)

創業70周年を迎えたワケスポーツの歴史を絶やさないよう、これからも頑張っていこうと思います!

 

最後に。
大平さんから私の発想や行動は「相当変わっている」と言われました。
地域を元気にするには「若者、よそ者、ばか者」が大切だと言われています。
私はもうすぐ40歳なので若者でもないですし、家業を継いで10年以上たつのでよそ者でもありません。
やらなくて後悔するよりもバカになって前を進み続ける人間でありたいと思っていますので、しっかりと考えて行動し続けたいと思います。


 

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宇和ボーイズでは随時入団募集中です!

2016チラシ_OK
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見学も体験入部も随時行っております。 まずは、練習を見学・体験いただいて、入団するかをご検討ください!
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和氣 宗一郎

代表取締役社長株式会社道後屋ワケスポーツ
愛媛県西予市宇和町生まれ。 硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」(現 宇和ボーイズ)、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と12年間野球三昧。 1年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に1年半で退職し、平成16(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。 最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります!本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。 また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。

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