ようやく綺麗な肱川あらしを撮影できました。
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2025(令和7)年12月7日(土)、伊予しおさい球場に向かうルートを、何気なく大洲市街から長浜を経由し海岸線にしました。
この日の宇和の最低気温は1.8℃。
鳥坂峠トンネルを超えると、大洲の霧は宇和よりも深かったです。
ひょっとしたらと思って運転していると、はっきりとした肱川あらしを観ることができました。
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【肱川あらし】
10月頃から翌年の3月頃まで、晴天の日には冷気に霧を伴った「肱川あらし」と呼ばれる強風が発生します。
肱川あらしとは、晴れた日の朝、上流の大洲盆地で涵養された冷気が霧を伴って肱川沿いを一気に流れ出すという珍しい現象です。
その強風はゴォーゴォーとうねりをたてて可動橋として知られる長浜大橋を吹き抜け、大規模な時には霧は沖合い数キロに達し、風速は長浜大橋付近において10m以上が観測されます。
河口近くの小高い山の上には「肱川あらし展望公園」があり、その絶景を眺めることができます。霧が町をのみ込み、うねりながら海へと扇状に広がる肱川あらしの様子は、幻想的で息をのむ美しさ。<大洲市HPより>
【日本3大あらし】
日本三大あらしとは、兵庫県の円山川、愛媛県の肱川、鹿児島県の川内川の3つの「川あらし」を指します。これは、山間部で発生した霧が強風を伴って川沿いを流れ、河口で海に流れ出す、自然現象です。
日本三大あらしの場所
円山川あらし(兵庫県豊岡市):河口付近の地形によって霧が流れ出す現象が見られます。
肱川あらし(愛媛県大洲市):大洲盆地で発生した霧が、長浜大橋を吹き抜けて海に流れ出します。
川内川あらし(鹿児島県薩摩川内市):川内川で同様に川あらしが発生します。
自然の地形が織り出す不思議な現象。
大切にしたいですね。
和氣 宗一郎
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