平成２８年度秋季四国地区高等学校愛媛県大会のまとめ

投稿日：2016年10月18日更新日：2016年10月17日

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平成２８年度秋季四国地区高等学校愛媛県大会のまとめ

宇和島東が１６年ぶり５回目の優勝で幕を閉じた平成２８年度秋季四国地区高等学校愛媛県大会。
のんびり観戦した３位決定戦と写真を撮りスコアブックをつけながら観戦した決勝戦を観ての「まとめ」的なものを残しておきます。

３位済美

写真を撮っていなかったのが残念・・・
エース八塚は１３０ｋｍ台前半のストレートと１１０ｋｍ台後半のスライダーのコンビネーションが武器といった印象。
３位決定戦の西条戦で見せた切れの良いストレートを低めに集める投球ができれば四国大会の活躍が楽しみ！
準決勝（対宇和島東）で登板した左腕影山と栗田の投球を観ていないのが残念。

「済美といえば強力打線」といったイメージがあるが、１試合だけの観戦なので現時点での打線はよくわからない。
西条戦での３番宇都宮、４番八塚に対する守備位置をみると長打力もあるようだ。

２位帝京第五

準決勝で西条打線を完封（被安打２）したエース岡元の投球を全く観ていないのが非常に残念。

決勝戦を一人で投げ切った「７」佐藤は１３０ｋｍ台のストレートと落差のあるフォーク（※）が武器。
また、コントロールも良いので投球テンポも速くセンスを感じる。
２連戦となる四国大会では愛媛県大会のように一人ずつ登板するのかな？
（※）横から写真を撮っていたので新聞記事を参考

打線はなんといっても中軸の３番佐藤、４番篠崎の前にランナーをためることができるかがカギ。

（柔らかいフォームで対応力の高い３番佐藤）

（パワーヒッターであるが右方向を意識したバッティングも魅力的な４番篠崎）

４月から監督が変わった帝京第五は新監督さんの指導が徐々に浸透している雰囲気を感じるプレーが随所に見えた。
一冬越せばもっと変わるのではないかと思うので、四国大会できっちりと結果を出して「センバツ」の切符を手に入れてほしい。

１位宇和島東

１年生左腕の菊池・内田が投手陣の柱であるが、同じく１年生左腕の橋本・源、２年生右腕の古岩・宇都宮聖もいる。
多彩な投手陣をどう起用するかが楽しみである。

（エース菊池は三瓶中軟式野球部出身）

（「１０」内田は宇和中軟式野球部出身）

準決勝・決勝ではスタメンに１年生が６名の若いチーム。
やはり上級生である２年生がきっちりと仕事を果たせるかどうかがポイントになりそうだ。

（勝負強さが印象に残る３番坂井）

（広角に打てる４番加藤）

今回の四国大会は地元坊っちゃんスタジアムでの開催に加えて、準々決勝戦のあとは５日間のインターバルがある。
準々決勝から登場し、「センバツ」への切符を手に入れるためには少なくとも２勝は必要な宇和島東にとっては有利な条件が整っていると思うが結果はいかに？

平成２８年度秋季四国地区高等学校大会は１０月２２日（土）に開幕。
愛媛代表の３校にはぜひとも「センバツ」への切符を手に入れてもらいたい。

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和氣宗一郎

代表取締役社長：株式会社道後屋ワケスポーツ

愛媛県西予市宇和町生まれ。硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」（現宇和ボーイズ）、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と１２年間野球三昧。１年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に１年半で退職し、平成１６(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります！本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。