観戦した2試合から見る高校野球の法則

投稿日：2015年7月15日

観戦した2試合から見る高校野球の法則をまとめてみました。

観戦した2試合から見る高校野球の法則

第97回全国高等学校野球選手権愛媛大会1回戦、新居浜西－宇和島東と宇和－今治工の2試合を観戦して高校野球の法則をおさらいします。

守備時間が短いほど攻撃でチャンスが生まれやすい

初回を除いて、得点前の守備機会数を調べてみると、

新居浜西０００３０００００／３
宇和島東２００００４０１×／７

新居浜西：3回裏の守備＝三者凡退（先頭打者の出塁を許すも併殺あり）
宇和島東：6回表の守備＝打者4人（先頭打者凡退）
宇和島東：8回表の守備＝三者凡退（先頭打者の出塁を許すも併殺あり）

宇　和０００１１００００／２
今治工１０００００２０×／３

宇　和：3回裏の守備＝三者凡退（先頭打者を含む2者連続三振）
宇　和：4回裏の守備＝打者4人（先頭打者を含む2者連続三振）
今治工：7回表の守備＝三者凡退（先頭打者の出塁を許すも結果的に）

となります。

「ピンチの後にはチャンスあり」ではなく、自分たちの理想としている守備ができれば攻撃につながるということです。
なぜこうなるかははっきりしたことは言えないですが、おそらく暑さと緊張感の継続が攻撃の集中力をそいでしまうのではないかと思います。

これが

守備からリズムを作って攻撃につなげる

という意味です。

これから勝ち上がっていくチームはこれができているのだと思います。
テレビや球場で観戦される方はここに注目してみるのも面白いかもしれません。

話は変わって、宇和－今治工の試合で両投手ともに足がつりかけていました。

（今治工のエースは6回表）

（宇和高のエースは7回裏）

足がつる原因は
・水分やミネラルの不足
・疲労
が原因と言われています。

疲労はどうしようもないないことですが、

水分やミネラルの不足は適切な水分補給

で回避することができる可能性が高いものです。

のどが渇いていなくてもイニングの合間に適切な水分補給をしてください。

適切な水分補給の方法等はこちらのサイト（スポーツ水分補給.com）をご覧ください。
※誰が作ったサイトなのかわかりませんが、詳しくわかりやくまとめてありました。

さて、母校の後輩に送りたい言葉を書いておきます。

3年生、お疲れ様。
高校球児としての日々を次のステップでしっかりと活かしてください！

１・２年生、
① 1回戦負けの悔しさを絶対に忘れずに
② ウォーミングアップから気を抜かず
③ 基本に忠実なプレーを心掛けて
④ 今日から365日
⑤ 適切な方法で
⑥ 努力し続けて
ください。
※勉強などの学校生活や食事などの家での生活を含めます。

心の底から「強くなりたい」・「うまくなりたい」という気持ちがあればすぐにできることです！
続けることができるかがポイントです。

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この記事を書いた人
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和氣宗一郎

代表取締役社長：株式会社道後屋ワケスポーツ

愛媛県西予市宇和町生まれ。硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」（現宇和ボーイズ）、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と１２年間野球三昧。１年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に１年半で退職し、平成１６(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります！本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。