平成27年度南予地区高校野球新人大会総括
平成27年度南予地区高校野球新人大会で観戦した試合を中心にまとめてみました。
観戦した試合は
1回戦 宇和島東-大洲
1回戦 宇和島南-宇和
2回戦 帝京第五-宇和島東(引き分け再試合)
準決勝 宇和島東-大洲農
決 勝 川之石-宇和島東
の5試合。
守備
新人戦でありがちな「四球連発」はほとんど見られず、締まった試合が多かったのはマウンドに上がった投手たちが素晴らしかったのではないかと思う。また、「後ろ向きなエラー連発」もなかったのは野手陣の思いっきりの良いプレーをしていた結果ではないかと思う。
大柄で速球型の目立つ投手はいないが、決勝に進出した2校の「1」は3試合を勝ちあがってきただけに今後が楽しみである。
攻撃
優勝した宇和島東の「打線のつながり」や帝京第五の「中軸打者のスイングスピード」はかなり魅力的。また、ほかのチームにも今後が楽しみな選手が非常に多い。
観戦したチームを1打席限定で「これ」というバッティングフォームを紹介すると
頭(視線)の位置やスタンスなどに注目してもらたい。
キーワードは当たり前のこと。
ボールをよく見てしっかりとスイング
追い込まれるまでは狙っていない球種に中途半端なスイングをしない。
チームの雰囲気
劣勢でも味方を鼓舞する大きな声を出し続けることができる選手が多いチームほど粘り強かった印象。
特に、決勝戦に進んだチームは良い「間の取り方」ができていた。
川之石:3回裏 二塁打+単打で3点目を取られた直後
宇和島東:4回表 四球からの走者で2死3塁となった場面
川之石:4回裏 単打と四球で1死1・2塁となった場面
宇和島東:7回裏 味方エラーで2死から走者を出した場面
川之石:7回裏 単打+盗塁+暴投で2死3塁となった場面(2ボール、2ストライク)
宇和島東:8回表 3点目を取られた直後
この「間」を取ったあとの結果も大切だが、まずは「間」を取るチームメイトへの気つかいがチームワークを高めるのではないかと思う。
今後のスケジュール
秋季大会南予地区予選抽選会・・・8月30日
秋季大会南予地区予選・・・9月12日、13日
秋季大会県大会・・・9月26日、27日、10月3日、4日
抽選の方法は、新人戦のベスト4(宇和島東、川之石、大洲農、宇和島南)がシード校となり、12校がフリー抽選。
がんばれ、南予の高校球児!
体育祭も野球部らしく頑張ってください。
最後に小言を。
夏休みの宿題が終わっていない選手、ガンバレ・・・
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和氣 宗一郎
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