高校野球四国地区秋季大会愛媛県大会
準々決勝 坊ちゃんスタジアム第1試合
宇和島東は着実に加点し勝利。
松山東は粘り強く食らいつくが追いつけず。
松 山 東 010 010 011 /4
宇和島東 011 213 00× /8
【宇】 宮本・中川-山内 / 【松】 二宮・宮岡-山本
▽二塁打 山内・宮本 【宇】/山本・戎田 【松】
▽三塁打 戎田 【松】
▽失 策 中川 【宇】/乗松2 【松】
▽暴 投 中川 【宇】/宮岡2 【松】
▽捕 逸 山内 【宇】/山本 【松】
【チーム成績】打者-安打-四死球-犠打-三振-併殺
【松】40-9-6-1-12-1
【宇】43-13-6-3-0-1
※あくまでも私のスコアブック上の記録です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この試合を振り返って・・・
【松山東】
一番好感を持てたのが、『諦めない気持ち』。
少し守備でもミスがあった試合になってしまったが、誰一人下を向く選手はいなかった。
6回表、宇和島東のエース中川に3者連続三振を奪われ、その後の6回裏にダメ押しとなる3点を取られた。諦めムードが漂う場面だが、堀内監督の選手を鼓舞する声に呼応して、選手は必死になって宇和島東に食らいつこうとしていた。
宇和島東の隙を突いての8回・9回の攻撃はすばらしかったと思う。
一冬越して体力・技術がついてくれば、県立高校でトップクラスの頭脳を持ったチームは面白い!
(ベンチの最前列で試合を見る堀内監督)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【宇和島東】
1回戦の松山北戦に比べて打線の積極性が戻った。安打になった打球も凡退になった打球も良い当たりが多かった。たった半日で修正できる点は『さすがは宇和島東』。プレッシャーから開放されたかな?
一方、私がどの試合を見てもいつも気になるのが両校のベンチの雰囲気。浅野監督はひたすらベンチで声を出していた。宇和の時と変わらない姿。ということは、ベンチが自分達でもっと盛り上げていけば、もっと勢いのあるチームになるということかな?
最後に、悩める投手陣。先発の宮本・エース中川ともに本調子とは程遠い投球だったと思う。準決勝まで6日間ある。この6日間で、疲労を取りながらどこまでフォームを修正できるか?
宇和島東の久々の『センバツ』は自慢の投手陣が鍵になるかもしれない・・・。
(試合後、コーチと相談している悩めるエース中川)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
さて、ベスト4が出揃いました。
準決勝のカードは以下の通り
宇和島東-小松 / 今治西-川之石
『センバツ』の選出傾向を考えると四国大会で決勝戦まで勝ち進む必要がある。
小松と川之石には『21世紀枠』が期待できるが近年四国から選出され過ぎているので、四国大会ベスト4が最低条件になるかも・・・。
和氣 宗一郎
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