ブラック部活ってなんだ?
根性論で健康を害するほどの練習を強いられ、絶対権力者の顧問に意見もできない。
そんなブラック部活慣れした子どもたちが、将来ブラック企業に狙われる?
『AERA』(平成27年11月5日号)に掲載されていた「子どもに理不尽強いる『ブラック部活』の実情、丸刈りや白飯2杯ノルマも当たり前」という記事が非常に気になっております。(全文はこちらをクリックしてご覧ください。)
ブラック部活とは
・合宿前日に高熱を出したが合宿に参加させられた
・合宿で朝の集合時間い遅れた選手がいたので合宿参加者全員が連帯責任で丸刈りにした
・合宿中は食事のノルマがあり、バカみたいに食べて・吐いて・練習する
・ケガをしていても練習に出ないと試合に出られない
・下級生は上級生が練習に参加するまで道具にさわれず自主練習もできない
といった感じの部活だそうです。
理不尽を強いられても我慢するのが、いまだに部活の美徳になっている。
そんなブラックな部活に染まってしまった従順な高校生たちが、ブラックバイト、ブラック企業に狙われるのではないか
となぜか高校卒業後の心配で締めくくられています。
ブラックな部活に染まって従順になる高校生ってそんなにいますか?
高校生ってそんなにバカじゃないですよぉ~!
理不尽な練習に「なにくそ!」と思いながら耐えているだけです。
※実際にはもっと汚い言葉だと思います(笑)
本来はスポーツをすることで人間的な成長が望めるはず。
それなのに、理不尽なことを押しつけられて思考停止に陥るような部活では子どもにマイナスだ。
と書かれていますが、理不尽なことを押しられても思考停止に陥らないような人間になるのが部活の目的ではないでしょうか?
それよりも問題は、部内でのいじめの原因。
自分より能力の高い下級生への嫉妬があるのかもしれない。
加えて、顧問から責められる、試合に出られないといった“圧”がかかると、
非行に走るか、いじめに走るかのどちらかになる
というところではないでしょうか?
和氣 宗一郎
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