「商工会青年部活動とはなんぞや？」という議論をしてみました。

投稿日：2017年4月8日

「商工会青年部活動とはなんぞや？」という議論をしてみました。

先日（平成29年3月31日）、長浜町商工会（大洲市長浜町）で行われた「愛媛県商工会青年部連合会南予ブロック協議会西予エリア第3回部長会」に出席してきました。
平成29年度への引継ぎの関係で、今回の会議は現部長と新部長予定者に案内がありました。
ということで、西予市商工会青年部からは現部長の私と新部長予定者が出席。

西予エリアと愛媛県商工会青年部連合会の平成28年度収支決算書の報告や平成29年度予算書（案）について協議しました。
商工会青年部の多くが部員減少により財政がひっ迫しているようです・・・

結構熱い議論をした後は懇親会へ。

懇親会では美味しい料理をいただきながらいろんな話をしているうちに、「商工会青年部活動とはなんぞや？」という議論になりました。
（10名以上出席していたのですが、この議論をしたのは近くにいた４～５名です。）

【私が考える商工会青年部活動】
商工会青年部の活動といえば、おまつりなどの「イベント」に目が向きがちですが、
経営者としての成長の場であり、その活動を通して地域を活性化させる場
だと思っています。
商工会青年部は『かけがえのない人たち、かけがえのない地域』のために、経営者としての資質向上や自己研さん、そして地域活性化活動に励む団体です。
西予市商工会青年部は、少子高齢化が激しく進む典型的な中山間地域である愛媛県南部（南予地方）にある人口4万人弱の小さなまちにあります。このまま人口減少が進むと30年後の人口は2万人を切るという予測もあり、地域を維持できなくなる可能性があります。地域が維持できなくなれば仕事もなるかもしれません。
そうならないように、商工会青年部員は本業と地域活性化活動を両立させることが大切であり、
本業と青年部活動は、自転車の両輪のように『本業あっての地域活性化活動、地域の活性化あっての本業』
であると思っています。
2015年4月24日のブログより

このブログを書くために何度か読み返してみましたが、自分で書いた文章なのにイマイチわかりません。
はっきり書かなかったのかな？

今回の議論でわかったことはこんな感じです。

商工会青年部はイベント屋ではなく「経営の勉強をする」ことが最優先。
「経営の勉強をする」目的は「地域に貢献する経営」をするため。
「地域に貢献する経営」とは「雇用と納税」。
但し、イベントを通じて段取りや根回しの大切さを学ぶことは必要。

いかがでしょうか？
商工会青年部活動の優先順位や関わり方は人それぞれですが、私は商工会青年部活動を通していろいろなことを学びました。
これからもどんどん活用して、「地域に貢献する経営」が実践できるように頑張っていこうと思います。

商工会青年部活動の話とは若干離れますが、こんな話題も出ました。

商工会はなにも教えてくれないと言われるけど、待ってればいろいろなことを教えてもらえる時代ではない。
情報は与えてもらえないと思っておいた方が良い。
自ら情報を取りに行く、自ら調べる姿勢が大切。

私もこういう考えですが、いかがでしょうか？
こういう考えをするのは社会人1年目に先輩から言われたことが頭に染みついているからかもしれません。

社会人1年目に先輩への質問の仕方をこういう風に徹底的に教えられました。
厳しい先輩でしたが、今でも良いことを教えてもらったと思ってます。

【教えてもらう側の態度が大切】
わからないことがあったら、まずは自分で調べる。
質問した相手も仕事をしているのだから、相手の時間をできるだけ取らないように、調べた結果を報告しながらわからないことを具体的に質問しろ。
但し、緊急の場合は緊急であることを説明して質問すること。
ついでにいうと、調べもせず教えてもらったことは忘れやすいが、自分で調べたことは頭に残りやすい。
同じ質問を繰り返さないためにも自分で調べることが大切。

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和氣宗一郎

代表取締役社長：株式会社道後屋ワケスポーツ

愛媛県西予市宇和町生まれ。硬式少年野球ボーイズリーグ「宇和フラワー」（現宇和ボーイズ）、宇和中学校軟式野球部、宇和高校野球部と１２年間野球三昧。１年間の大学浪人生活を経て、関西学院大学に入学。卒業後は大手都市銀行に就職するが母の病気を機に１年半で退職し、平成１６(2003)年に実家である株式会社道後屋ワケスポーツを継ぐ。最も得意なスポーツはやっぱり野球。特にグラブ修理・スパイク修理に関しては自信があります！本業のかたわら母校の指導を行っていた時期もありました。また、「スポーツを通じて、明るい活気のある人づくり・地域づくりに貢献する」をモットーに「四国西予ジオパーク」の活動や西予市商工会青年部の活動にも力を入れています。